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さて、今回のテーマは「使いやすい弦」。中でも材質の異なる「コンパウンド」というタイプの弦です。

こちら▽。

Martin M-130 -Silk & Steel-マーティン アコースティック弦[1セット]

この「コンパウンド」というタイプは、巻き弦(3~6弦)に特色があります。通常の場合、巻き弦の芯部分がスチールですが、上記のコンパウンドの場合、シルクを芯として用いています。バレーコードが苦手になるという現象は、この太い弦の硬さにも理由があることから、解決策の一つになると思います。 

触った感じ、弦を押さえた感じもやわらかく押さえやすいので、「Fコードが押さえられない」という初心者の方にはおすすめ!

ただ、音にこだわりを持つ方にはちょっと不満が残るかも知れません。というのは、やわらかいためにストロークには向いていないという一面を持っているので、どちらかというとフィンガーピッキング(アルペジオやスリーフィンガーなど)向きな弦だからです。

また、ギターボディタイプでいうとラウンドショルダーやドレッドノートのような一般的なアコギボディよりも、パーラータイプやスモールタイプ、トラベルギター・ミニギターなどの小さいボディタイプの方が向いているかも知れません。

このようにギターの弾き方や、ボディの大きさ、音の好みで弦を選ぶというのも、大切なギターの選び方です。


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