クラシックギターナイロン弦に関して、通販サイトのレビューを見るとこんな記述がありました。

長さが足りない

私は様々な弦を試してきましたが、そんなことは一度もありませんでした。また、ギターの長さ(ネック等)はほぼ決まっているので、ギター個体によってそんなに差が出るものでもありません。

おそらく、その方はナイロン弦の張り方を誤解しているのかもしれません。

アコギやエレキの弦は鉄系の弦なので、伸びることはさほどありません。よって弦交換の際には少し弛ませてペグに巻きつけていきます(2〜3周になるようにするのが一般的)。

一方、ナイロン弦に関しては伸びる素材であることから、最初からピンと張った状態でペグに巻きつけていきます。それでもチューニングしてみると3週分ほどになっていきます。

以上のようにアコギやエレキからクラシックギターへと移行してきた方の場合、こういった誤解をしてしまうこともありますので、弦の張替え方などを学ぶ際には有名雑誌や楽器店の動画やホームページなどを参照されて方がいいと思います。

YouTubeで多くの動画がアップされておりますが、間違った考え方も少なからずありますので。

また、通販サイトでも実店舗でも言えることですが、あまり売れていない種類の弦の場合、購入時に弦が古くなっているものもあります。余程のことがない限り大丈夫かと思いますが、汎用性が高く人気のある弦を購入した方がアタリ弦に出合う確率は高くなります。

▽人気ナイロン弦、例▽
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