ギターケーブルを購入する際に、よく「S/S」とか「S/L」という表示がブランド名の横に掲載されていると思います。初心者の方はもちろん、中級者の方にも「なんだっけ?」という疑問を抱く方も少なくないと思いますので、ご紹介します。

~ケーブルの"S/S"、"S/L"ってどんな意味?~

▽例えば、こちらをご覧ください。

S/Sタイプのケーブル(CANARE製)  
こちらは、ネット通販では人気のケーブルです。 両方とも先端(ギターやアンプに接続する部分)が、まっすぐになっていますよね。両方が真っ直ぐ(Straight:ストレート)なので”S”という頭文字を使用して、種類分けしてあるということです。

▽一方、こちらはというと・・・

S/Lタイプ(モンスターケーブル)
こちらは、品質の高さでは有名な、モンスターケーブルです。上の”S/S”タイプに比べて、片方がL字型をしていますよね。つまり「片方がS、片方がL」ということで”S/Lタイプ”ということになります。

~ギターケーブルの選び方~ 

この「S/SタイプとS/Lタイプ、どちらが有効か?」というと、それは一概には言えず、「個人の好みです」とお応えするしかないのですが、ギターのボディのサイドにジャック(挿入口)があるタイプにL側は有効です。

ただ、ストラトタイプにはボディの表面にジャックがあるので、Lタイプだと入らないケースがあるのでご注意を。そういった際にはS/Sの方がイイでしょう。

また、稀にケーブルの中では(S/Lタイプに多い例)アンプ(AMPと表示)側が定められているものがあるので、ご確認ください(例:VOX ヴォックス アコースティック・ギター用シールド 4m S-L VAC-13もそういうタイプで、S側ががAMPと表示されています)

~長さはどうやって選ぶ?~

自宅練習用だったら、2Mとか3Mで十分ですが、ライブ用だとある程度長さ(5M以上など)は必要になってきます(アンプとの距離の関係などで)。もちろん、場所(ライブハウスかホールくらいの大きさか)にもよります。 

~エフェクターを使っている場合、そしてエフェクター同士はどうつなぐ?~

そういった際には、「ギター⇒エフェクター⇒アンプ」 となりますから、ギターケーブルは最低2本が必要であることがわかります。

また、複数のエフェクター(単体タイプ)を使用して入れる場合、エフェクター同士をつなげなくてはいけないので、その間の数だけケーブル(短いもの)が必要になります。こちらはパッチケーブルと言って、ほとんどが「L/Lタイプ」になっております。

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