今回は「ギター弦の性質」「ギターの性質と傾向」についてお話して行きます。

例えば「優れた料理人は、その日の天候や気温・湿度に合わせてレシピを調整する」と言われております。食材や、火入れの温度にも当然気を配ります…と語り出すと完全に料理の記事になってしまうので(笑)この辺で。

ギターも同様「その日の天候その他で音質が異なる」ということになります。その証拠に、寒暖差が激しい日は、チューニングが狂っていた…という経験をされたことはないでしょうか?それも1つの変化です。

特に、アコースティックギターやクラシックギターは明らかに違います。また、弾き込んでいる度合いや経年によって、同じ弦を使っても、同じ音がするということは二度とありません。誤解なきよう注釈しておきますと、「ごく微妙に」という意味で、です。

以前、「ギター弦の選び方」の記事でお話した、トミー・エマニュエル氏の言葉にもあったように、「ある日、音が変わってしまうこともあるので、他の弦に変えることもある」と。

なので彼は、ダダリオやマーティンなど複数のメーカーの弦を使用していた…というのは有名なエピソードです。

そういった傾向もあるので、その時々の感じた音について、日記をつけるのも感性や技術向上には良いかもしてません。

私は仕事柄、そして毎日YouTube音楽を作っているということもあり、「そろそろ他の弦に変えてみようかな」と感じで交換しております。

すると、各メーカーや材質による音質の傾向、ギターとの相性も次第に分かるようになってきます。

ただ、年々天候不順なども増えて来ているので(^_^;)毎年同じ時期に同じセッティングをしても、同じ様に…とはいきませんし、ギターの弾き込み具合も変化してるのでキリがないんですけど、順応度は上がっていますので◎

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