ギターのヘッドに取り付けるタイプのチューナーが出始めるようになってから、音感というものが程遠くなってきているように思える昨今。

何故か・・・

ギターのツールに関わらず、便利グッズというのは「便利と引き換えに能力を失う」という局面・デメリットがあります。 

携帯電話のメモリー(電話帳)が一番身近な例ですよね。

ギターのチューニングは「音を調整する」ものなので、「耳で確かめる」もののはずなのですが、実際は音を鳴らしながらチューナーを「目で確かめている」というのが実情です。

音楽なのに、楽器なのに、矛盾していますよね。

ですが、プロのミュージシャンやアマチュアでも音感の鋭い方は、チューナーの画面には頼っていないケースの方が多いです。

その理由は、

音を確かめながらチューニングをする習慣が身に付いているからです。
 
そこで、当ブログ流「正しいチューナーの使い方 」をご紹介します。ちょっとしたゲーム、テスト形式なので、楽しみながら音感が身に付くかも(?)知れません。

まず、5弦だけチューナーや音叉で合わせます。その後、4弦(5弦5フレットを押さえた音と)、3弦(4弦5フレットを押さえたた音と)、2弦(3弦4フレットと)、1弦(2弦5フレットと)、6弦(1弦の音と)・・・と合わせていきます。

そうです!古来の方法です。肝心なのはその後。

人間は高い音へ調整する傾向があるようで、この方法でチューニングしてみると、若干高めに調整していることに後で気付きます。

それを確かめるために、チューナーをもう一度取り出してすべての弦を確認してみます。 


定番の「KORG クリップ式チューナー」(例)

どうですか?全部合っていましたか?

合うようになったら、今度はチューナーなしで5弦からチューニングするように練習してみます。それでも合うようになってきたら、初級編の卒業です。 

是非、トライしてみて下さいね。 

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