半拍3連左図にあるのは、カッティング上級者が時折弾く「半拍3連(はんぱくさんれん)」というギターコードストロークパターン。

このパターンはカッティング(ソウルフルなファンクギター)が好きな方がよく取り入れますが、好みが分かれるので全く弾いたことがないという上級者も多く、テクニック的にも中々難しい弾き方です。



《半拍3連のコツ!》

ギターコードストロークは、普通に8ビートを弾くと、「タタ タタ タタ タタ」で8つ弾きですよね。

半拍3連の場合、その半分「タ」の部分を3分割して「タタタ」と弾きます。残りの半拍が8分音符の長さになるので、前述の3連と合わせると「タタタ タン」という感じに弾いていきます。

ダウンストローク、アップストロークのパターンは図解にある通りですので、最初はゆっくり弾いてみましょう。

BPMでいうと、最初は70くらいから・・・少しずつ上げていき、110~120で弾けるようになったらマスターしたも同然と言えると思います。



《コツは1~3弦の高音部分》

3連の部分はかなり速く弾く形になりますので、手首の柔軟さ、素早さが重要になってきます。もっと言えば、手首のスナップだけで弾く感じです。

初心者の方や、初めて取り組む方は、通常のカッティング同様、弾くべき全ての弦を弾こうと思いがちですが、実際に鳴る部分(鳴らす部分)は1~3弦の高音部分です。

ですので、半拍3連の場合は、意識を1~3弦に向けて弾くようにしてみると、意外に簡単にできるようになってきます。

このカッティングパターンができるようになったら、後は怖いものなし・・・そう思えば取り組むべきパターンかも知れません。

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