同じギターコードでも違う押さえ方があるギターの特殊な部分、それは「同じ音が異なった弦に存在する」ということ(同音異弦)


~同じコードでも違う押さえ方がある~


左図は、Cコードの押さえ方です。

簡単に挙げられるだけでも、3種類(実際はそれ以上)あります。3F・8Fは”フレットの位置”を意味します。
 
ルート音(根音:★印の位置の弦にある)の”同じド”の音が、この表から3フレットの5弦と、8フレットの6弦にあることがわかります。

他の楽器(鍵盤や管楽器など)では、こういったことはないですよね。ですので、ギターを始めたばかりの方はコードブックを見て「アレ!?同じコードなのに・・・」と思うことが必ずあると思うのです(私も初心者の頃、そう思ったことがありました)。


~アコギ・エレキのコードの傾向~

同じギターですので、押さえ方は同じですが、エレキはハイコード・アコギはローコードを多用する傾向があります。また、エレキの場合は”パワーコード”と言って、3度抜き(Cでいう”ド・ミ・ソ”の中の、ミがない)コードを多用することもあります(アコギの演奏でも使用することがあります)。

※パワーコードは5という数字がつくのはそういった理由から(例:C5など)

また、弾き方やフレーズによって省略して押さえることもあります。最近ではアコギでも、エレキのように”フレーズを入れてメロディアス(メロディを入れながら)に弾く”という弾き方が一般的になってきたので、その違いはほとんどなくなっては来ていますが、その傾向性は一応知っておくと良いでしょう。


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