今、NHKで「クラシック音楽館」という番組が放映されております。

クラシックギター界では説明の必要もないほど有名な、荘村清志(しょうむらきよし)さんの特集です。

その楽曲への取り組み方や気持ちの持ち方・姿勢などのインタビューも交えながら、オーケストラとの協奏曲が放映されている訳ですが・・・これがテレビで観れるというのは贅沢なひとときですね♪

その演奏法はもとより、思ったよりも弦高が低いということや、ハイフレット(ハイポジション:高音域)へ移ってもピッチ(音程)がブレないことなども大変勉強になっております。

素人・アマチュア目線でいうと、とかくハイポジションでの演奏は変に力が入ったり、弦を押さえた指の角度によってピッチ(音程)がブレることがあります。つまり本来よりも音程が高くなったりするという現象が起こります(無駄な力が入って弦をわずかにチョーキングしてしまっているような状態が起こるため)。 

一流の演奏家にはそういったブレがまったくないというのが素晴らしい。

基本や、あたりまえと言われていることに忠実で、それでいて丁寧なだけの演奏ではない・・・奏でられている音色から空気感や情景、作曲者の意図や意思などが感じられる・・・それが一流の演奏なのでしょうね。


デビュー45周年記念 アルハンブラの想い出

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