初心者の方にとって「ギターコードで苦手なもの」といえば、代表的なのが「F」や「B」。
これは一般的に「バレーコード」といって、1本の指で複数の弦を押さえる必要のあるコードです。
初心者の方にとって、「コードをもっと覚えて先へ進みたい(楽曲を弾きたい)のに・・・」と、これほど歯がゆいことはないですよね。
ギターコードは手が慣れてくると、難しいコードも次第に押さえることが出来るようになるものです(※もちろん練習も必要です)。
今回は初心者の方のために、「苦手なコードを回避する」簡単な方法をご紹介。
それが「変則チューニング」です。
例えば、F♯のキーの曲が表れた場合。否応なしにF♯はもちろんのこと、Bなどを押さえる必要が出て来ますよね。つまり「バレーコードを押さえる機会が多くなるキー」ということになります。
これでは1曲弾き通すのも大変ですよね・・・
こういった場合、すべての弦を半音下げてみましょう。
▽通常は、
◎6弦=E
◎5弦=A
◎4弦=D
◎3弦=G
◎2弦=B
◎1弦=E
ですよね。それを、
▽半音下げチューニング
◎6弦=E♭(D♯)
◎5弦=A♭(G♯)
◎4弦=D♭(C♯)
◎3弦=G♭(F♯)
◎2弦=B♭(A♯)
◎1弦=E♭(D♯)
とします。
これは一見難しそうに感じますが、通常のチューニングをした後にチューナーを使ってちょっとずつペグを回して音を下げていけばすぐにその音になります。
そしてF♯を押さえる代わりにGのコードを押さえれば、実和音(実際のコード)はF♯になりますよね。
何故、今回このようなテーマにしたのか・・・
先ほど、NHK(Eテレ)で「亀田音楽専門学校」という番組を観ていました。番組の最後に歌手のmiwaさんが「WAになって踊ろう」という曲をカバーして締めくくったのですが、その時miwaさんが押さえていたコードはGがキーの場合のコード進行。ですが歌唱キーはF♯になっておりました。
つまり、今回ご紹介していたように「チューニングを半音下げていた」という手法だったのです。
楽曲の出だしで、アコースティックギターの音色にハリがなかったので「ん?半音下げかな?」と思い、音を確かめてみたら前述の通りに。
この方法は、長時間ギターを弾く必要のあるステージングをする方には有効ですし、腱鞘炎を避ける方法としても有効です。
プロでもよく使う手法ですので、時には活用してみてはいかがでしょう。
ただ、デメリットとして「弦を通常より動かすので、頻繁にチューニングを変えると劣化しやすく、切れやすくなる」というケースも出てくるので注意も必要です。
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これは一般的に「バレーコード」といって、1本の指で複数の弦を押さえる必要のあるコードです。
初心者の方にとって、「コードをもっと覚えて先へ進みたい(楽曲を弾きたい)のに・・・」と、これほど歯がゆいことはないですよね。
ギターコードは手が慣れてくると、難しいコードも次第に押さえることが出来るようになるものです(※もちろん練習も必要です)。
今回は初心者の方のために、「苦手なコードを回避する」簡単な方法をご紹介。
それが「変則チューニング」です。
例えば、F♯のキーの曲が表れた場合。否応なしにF♯はもちろんのこと、Bなどを押さえる必要が出て来ますよね。つまり「バレーコードを押さえる機会が多くなるキー」ということになります。
これでは1曲弾き通すのも大変ですよね・・・
こういった場合、すべての弦を半音下げてみましょう。
▽通常は、
◎6弦=E
◎5弦=A
◎4弦=D
◎3弦=G
◎2弦=B
◎1弦=E
ですよね。それを、
▽半音下げチューニング
◎6弦=E♭(D♯)
◎5弦=A♭(G♯)
◎4弦=D♭(C♯)
◎3弦=G♭(F♯)
◎2弦=B♭(A♯)
◎1弦=E♭(D♯)
とします。
これは一見難しそうに感じますが、通常のチューニングをした後にチューナーを使ってちょっとずつペグを回して音を下げていけばすぐにその音になります。
そしてF♯を押さえる代わりにGのコードを押さえれば、実和音(実際のコード)はF♯になりますよね。
何故、今回このようなテーマにしたのか・・・
先ほど、NHK(Eテレ)で「亀田音楽専門学校」という番組を観ていました。番組の最後に歌手のmiwaさんが「WAになって踊ろう」という曲をカバーして締めくくったのですが、その時miwaさんが押さえていたコードはGがキーの場合のコード進行。ですが歌唱キーはF♯になっておりました。
つまり、今回ご紹介していたように「チューニングを半音下げていた」という手法だったのです。
楽曲の出だしで、アコースティックギターの音色にハリがなかったので「ん?半音下げかな?」と思い、音を確かめてみたら前述の通りに。
この方法は、長時間ギターを弾く必要のあるステージングをする方には有効ですし、腱鞘炎を避ける方法としても有効です。
プロでもよく使う手法ですので、時には活用してみてはいかがでしょう。
ただ、デメリットとして「弦を通常より動かすので、頻繁にチューニングを変えると劣化しやすく、切れやすくなる」というケースも出てくるので注意も必要です。
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