私は毎週YouTubeに音源をアップしています。今まで指摘されたことなかったことなのですが、先日「音割れしている」とのご指摘を頂きました。

音を見直すという意味ではとても良い機会を頂いたと思っております。実際、他の方にも尋ねてみたところ「音割れしてない」というご意見でした。

作成している際、リミッターの使用、メーターでのチェックをしているので、厳密には割れていないのかも知れませんが、音割れには様々なケースが考えられます。

・高音が硬めに聴こえる場合、そのような感覚になる。
・細かいディレイやキラキラした音作り(アコギは特に)をすると、割れて聴こえる。
・イヤフォン、ヘッドフォン、ディバイス(スマホ、パソコン、スピーカー)の不具合。

大きく分けるとその3点だと思われます。

DAWでの音源制作の際には(私はCubasis 10使用ですが)レベルメーターで音量・音圧を確認できますので、聴覚と視覚でチェックできます。

いわゆる「赤レベル」に達してしまうと、聴覚的にも割れて聴こえるため、音量・音圧を調整してから仕上げるという作業が必要になります。

現在ではEDMに代表されるように「いかに音圧をあげるか!?」が問われているため、クリエイターの多くは「ギリギリの音量・音圧で!」をモットーに音作りをしております。

しかしそれは作り手側のエゴも含まれております。聴き手は「快適に聴きたい」というのが前提にあります。リスナーによって好みは分かれますが、一般的には「快適さを求める」傾向にあるといっていいでしょう。

その「どの辺りに音作りを合わせていくか」はとても大変な作業ですし、普遍性・客観性が問われます。音楽表現をしていく者にとっては「多くの方に聴いて頂きたい」という思いと「自身の作品を表現したい」という間(はざま)で思い悩むこともあるでしょう。

それを職業にするのであれば、「音楽は大衆芸術である」ということ、「純粋芸術に走ってしまうと、好きなことも継続できなくなる」ということも念頭に置いておきたいものです。

これはあくまでも私自身の見解ですので、「そんなのアーティストでもクリエイターでもない」というご意見もあるかと思います。それはそれで、「ではどうすれば納得できる音にできるか?」は自身の感性と耳を信じて作り上げていくしかないと思います。

話は横道にそれましたが、実際に音割れしていなくても、「聴いている人によってはそのように(不快に)聴こえることもある」ことは常に考えていきたいものです。 

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