アコースティックギター(アコギ)弦において、2大ブランド(メーカー)と言えば、「マーチン」と「ダダリオ」。

今回は、その代表的な弦を比較してみました(※音の感じ方には個人差がありますので、予めご了承下さい)。ギター弦選びの参考にして頂ければ幸いです。

まず、マーチン。今回はMartin アコースティックギター弦 MARQUIS(フォスファーブロンズ)を例にその使用感想・特色をお話致します。



1.フォスファーブロンズの割には、音がそれほどキラキラしていないので、耳障りは良い。

2.中音域~低音域が強めで、音が温かく太く感じるかも。

3.フィンガーピッキング、ストローク共に落ち着いたトーンという印象。



次に、D'Addario ダダリオ アコースティックギター弦(フォスファーブロンズ )を使ってみた感想。



1.マーチンに比べ、フォスファーブロンズそのものという印象。音のキラキラ感が強い。

2.全体的なバランスが良いようにも感じるが、中音域~高音域が強めといった感じ。

3.フィンガーピッキング、ストローク共に、粒立ちが良い印象。



以上、共にメリット・デメリットはあります。人気を二分しているだけあって、後は「その人それぞれの好み」という部分にかかっています。

上記の感想にも書かれてあるよう、まとめてみると「ダダリオは抜けがよくキラキラして粒立ちが良い」、「マーチンはさほどキラキラ感はないが、落ち着いたトーンで温かみがある」ということになります。

また、ギターのタイプ(ドレッドノート、パーラータイプ、ラウンドボディ等々)によっても音の感じ方は異なって来ますので、「こっちのメーカーの方が良い」ということは一概には言えない部分もありますし、ギターや楽曲の音の目的によって使い分けるという方法も大いにアリです。

幸い、通販では格安で購入できるので、試してみることもおすすめします。

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