ギターコードキー変換表左画像にあるのは、キー(ギターコード)の変換表ですが、使い方は後半で・・・まずは適正なキーで歌うことの重要性についてお話ししたいと思います。

楽器演奏のみの場合はあまり必要性を感じないかも知れませんが、歌を歌う場合は「キーの高さ(低さ)」というのは当然痛感する方も多いと思います。

そこで今回は「キー(音域)」と「キー及びギターコードを変換する方法」についてお話ししていきたいと思います。



~何故キーを合わせるのか?~

最近ではYouTubeを始めとした「(カラオケで)歌ってみた」とか、「(ギター弾き語りで)歌ってみた」という投稿をされる方は年々増えてきています。

カラオケで歌うかたはキーを調整して歌っている方が多いのですが、ギターは(慣れないと)「コードが押さえられないから(知らないから)」という理由で、オリジナル(原曲)のキーで歌っている方は多いようです。


▽キーを合わせないと、どのようなことが起こるか・・・

1.自身の適正より曲(コード)のキー高い場合、声が上ずってしまう(出なくなる)。

2.低い場合、自身の声量を持て余したり詰まった感じになってしまう。

という事が起こります。ある程度ギターに慣れてきている方でもキーを変えるのが面倒なのか、原曲のキー(コード)でギターを弾きながら(声が出ないということなのか)オクターブ下で歌っているという方もいらっしゃるようです。この場合、声が詰まって聴こえるので、歌っている方も聴いている方も息苦しい印象になります。

そういった方々には自身のキー(音域)で歌うということの意味と良さを身につけて頂けたらなと思います。カラオケでも楽器の弾き語りでも、自分に合ったキーで歌ってる人はカッコイイですよ。それを弾き語りで出来る方なら尚更Goodです。



~男性が女性の歌を、女性が男性の歌を歌う場合~

この場合は特にキーを変換する必要があります。男性と女性ではキー(音域・声域)が明らかに異なりますので、そこで無理して歌ったりすると上手に聴こえなかったり、のどを傷めてしまうということも多々あります。



~プロほど声に対するケア意識は高いから~

声帯は筋肉の一種と考えられていて、とてもデリケートなものです。プロのシンガーの方が(のどのために)専門病院に通ったりするほどのケアを欠かさないことを思えば、キーを合わせるということがどれだけ大切なことかが実感できると思います。

また、長く活動しているアーティストさんですら、年月が経つと(リリース当初より)キーを下げて歌うこともあるほど、声を大切にしています。それを思えば無理にオリジナルキーで歌うということがどれだけ大変なことががおわかり頂けると思います。 



~ギターコードキー変換表の使い方~

動画でお話ししているように、時計のような12個のキーで成り立っておりますが、半音(ギターでいうと1フレット)ずつ変換できるようになっています。キーを上げる場合は時計周り、下げる場合は反時計周りにキーを設定していきます。m7やsus4などのコードはそれにつければ良いだけなのでとても簡単です。


▽キーを下げたい場合。
キーがAの楽曲を2つ(1音)下げたい場合。
1.コードAはGになります。2.F♯mはEmになります・・・といったように表で簡単に変換することができます。

この変換表は簡単に作ることができますし、一般的に広く用いられている方法なので、是非ご活用ください。




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