これは数日前にアップしたものです。ギターストローク(バッキング)とナチュラルチューニング(通常のチューニング)を重ね録りしたものです。


~ナチュラルとオープン(チューニング)との弾き方の違い~

スライドギターと言えばオープンチューニング(ブルースでよく用いる)などが有名ですが、もちろんナチュラルチューニングでも弾きますよね。

最近では、デレク・トラックスが世界一ではないか?と言われております。あの高速スライドを真似できるのは中々いないですね。以前なら、デュアン・オールマンというギタリストがずば抜けて秀逸でしたが・・・

スライドはオープンチューニングで弾く場合と、ナチュラルチューニングで弾く場合とでは弾き方が異なります(すべてとは言いませんが)それゆえの難しさもあります。

オープンの場合は、開放(押さえていない状態)それ自体がコード(和音)となっているので、スライドバー(ボトルネック)をすべての弦に当てて弾いても形にはなります。もちろん単音で弾くこともあるのですが、偶然他の弦に当たってもブルージーな響きが出て、ミスがミスでなくなったりします(笑)


~フレットレスゆえの難しさ~

一方、ナチュラルの場合はそうはいきません。単音でも、複数の音でも、弾いてみて心地よい響きがあるところをコツとして捉える必要が出てきますよね。

テキストでは上手く説明できないのが歯がゆいですが、平たく言うと指で弾くのと大きな差はありません。ただ、しっかりと音を捉えないと、どんな音でも出るので(フレットレスになるので)、音感を養う必要は出てきます。
 
奥深い奏法の一つですね。ワタシもこれからもずっと勉強です。 

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