トミー・エマニュエル…言わずと知れた、アコースティックギターの名手(もちろんエレキギターも弾きますし、素晴らしい名手です)。そのトミーがYouTubeで「ギター弦に関して」詳しく解説してくれていますので、添付します。

英語が堪能な方は、そのままご覧になるととても分かりやすいですが、現在翻訳がされていないようなので、私の分かる範囲で(それほど得意ではないですが)若干説明を加えさせて頂きました。



上記動画がその解説になります。トミーは様々な種類(メーカー)の弦を使用しているようです。その理由は「同じ種類の弦を使用し続けていると、倍音などがキレイに鳴らなくなる時があるから」なのだそうです。

つまり「ギターが弦の鳴りに慣れてしまう」というのがその原因・理由。

様々なメーカーから弦がリリースされている中、それらの弦は材質が同じ配合でも音質は異なります。音質が異なるということは、音の発振や鳴りも異なってきます。よってギターの材質に与える振動や影響も異なってくる…一定の種類でそれを長期間行ってくると、ギターの鳴りが慣れてしまって、潜在的なギターの良さが失われてしまう(この段落はトミーの話からの私の解釈です) 

そういう事になってきます。

なので、トミーやダダリオ を使うこともあれば、マーティンの弦を使うこともあったとお話ししています。

つまり大切なのは「自分が好きな弦を選ぶ」のではなく「その時のギターに合った弦を選ぶべき」つまり、「ギターのパフォーマンスを最大限に発揮できる弦を選ぶ」というのがトミーの結論です。

また、ギター弦の張替え方やチューニングについても言及しています。これは言語ではなくても動画のトミーの動作で分かる方もいらっしゃると思います。

「弦をあらゆる部分で伸ばす(ストレッチと形容しています)、チューニングする、ストレッチする、。チューニングする」

上記のようにすることで、弦は素早く馴染み、安定してくるというもの。この手法は私も以前から取り入れていて、エレキでもアコギ でもクラシック(ナイロン)でもこのようにしているお陰で、いち早くチューニングが安定するようになっています。

現在、ギター弦の選び方と言えば「誰々が使っている、有名ギタリストが使っているから」という理由で選ぶ方法や、「フィンガーノイズが少ないから」という理由でエリクサーなどのコーティング弦を選ぶ傾向なども出てきています。

きっかけはそれで良いと思います。そして実際に使ってみた際に、トミーが話していたように「ギターのポテンシャルを引き出している弦なのか?」ということを耳をすませて確かめてみる…すると、音の感覚も含め上達していくものなのでしょう。

ちなみにトミーが「最高の弦」と評しているものはすでにリリースされているので、使用されている方も多いかも知れませんね。


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トミーエマニュエルの写真をパッケージに使用したものでしたが、最近マーティン弦はパッケージを新仕様に変えましたね。

解説は以上になりますが、チューニングもメーターに頼るばかりではなく「音で確かめてみる」ということも大切ではないか?と最近の傾向を感じながら思いました。 


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